トヨタ初、超小型EV C⁺podに乗ってみた。
はじめに
新型コロナウイルス対策をしっかりして今回の試乗は行っております。また、横浜では三密を避けており、今回も自動車という三密を避けれるレジャーの紹介となっております。
たまたま横浜に行く機会があったので、今話題の超小型EV自動車に乗ってきてみた。
今回乗ったのはトヨタC⁺pod。現在は数量限定で発売されているようですが、一般発売は2022年頃の予定。全長2490㎜、全幅1290㎜、全高1550㎜と軽自動車よりも小さい。最小回転半径は3.9m。参考にトヨタアクア(旧型、G)スペックを挙げると、全長4050㎜、全幅1695㎜、全高1455㎜、最小回転半径5.4mとアクアと比べても格段に小回りが良いことが分かります。
C⁺pod公式HP
レンタルはこちらから
内外装
1:正面画像
写真からもかなり小さいことが分かります。
2:サイド
3:リア斜め45度
4:運転席(個人情報保護などのため画像を加工しています。)
小さい割に結構快適だった。自分が乗っている車よりも窮屈さが無かった。全高が少し高いためか、運転(と腰)が楽。さらに電池残量、ドライブモード、パーキングブレーキなどの表示もここにされる。
その下にはカーナビの電源とスマホ充電用の2.1Aのポートがある。
スピードメータが中央にあり、カーナビがハンドル前にある。
センターの位置にイグニッションスイッチ、ドライブセレクターや、エアコン、シートヒーター、フロントガラスの曇り止め、各種安全機能のボタンがある。
ミラーの調節ボタンなどがステアリングの右下にある。
5:荷室
写真撮り忘れました。
買い物袋、充電用ケーブルなどを入れるスペースがある。
次に良い点と悪い点を挙げます。
良い点
1.小回りが良い
スペック部分で紹介した通り。Uターンの切り替えしがなくて楽。
2.とっても小さく、街乗りに便利
商店街の狭い道や路駐の車にも対応しやすい
3.乗り心地は悪くない
チープなつくりなので乗り心地が悪いかと思いきや意外といい。ただ、道路が比較 的綺麗なとこだからかも?
4.最高速度が60㎞までと安全(ただし高速道路、自動車専用道に乗れない)
街乗りならストレス無く走れる。
5.安全機能付き
プリクラッシュセーフティー、インテリジェントクリアランスソナーなど各種安全機能装備
6.シートヒーター完備
冬も安心の機能。
7.ミラー調整電動
そこ電動でできるんだと思った。左右ともに四方向に調節可能。
8.ヘッドライトの角度調節可能
これも意外だった。テスラモデル3とかにもついてるらしい。
9.フロントガラスの曇り止めヒーターがついている
曇りやすい本機に必須アイテム。トヨタさん、ついでにリアもお願いしますよ~。(後述)
悪い点
1.航続可能距離がMAX150km(エアコンつけて70~80㎞)
本当に近くのスーパーに行くだけなら使えるけど、ちょっと遊びに行きたいときとか超不便そう。(そもそも高速にも乗れないけど、、)
2.雨の日に窓が曇りやすい
この写真通り。フロントガラス以外全部曇る。リアのヒーターを装備するか、ブラインドスポットアシストみたいな機能つけてください。これは致命的欠点の一つだと思う。
3.駐車時、ハンドルを切るとカーナビ兼バックモニターが見えなくなる
ハンドルの前にカーナビがあり、視線移動を最小限にして運転できるのはいいのだが、バックモニターの映像もここにうつるので、ハンドル操作で見えなくなる。
4.バックモニターのガイドラインが無く駐車しにくい
映像のみでガイドの線なし。バックモニターないと駐車できない私には厳しい。
さらにハンドルの前にモニターがあるのでハンドルを切るとモニターが見えない!!
5.ブラインドスポットアシストが無い
前述の通り。何回か車線変更でドキッとした。
6.パーキングブレーキがフットペダルになってる
新型アクアと同じ仕様。電動パーキングブレーキにしてほしい、、。
7.エアコンは実質送風機(暑い!!)
温度設定機能はなく。送風の強度のみ選択可能。A/Cボタン押せば涼しくなるけど、センターパネルの走行可能距離半減する。
8.窓の開閉は手動でちょっとだけあけることはできない。
暑くて窓を開けようにも、全開になるので雨の日は開けられない。外の方が涼しいのに、、。
9.P(パーキング)が無い
停止時はNでブレーキ踏むか、パーキングブレーキをかける必要がある。
最後に
コンパクトで乗りやすい車でしたが、少し不便な点があると思いました。しかし慣れない土地での運転であることや、自分の車と勝手が違うことなどが不便に感じた要因の一つでもあります。まだ市販されておらず、一般販売に向けてのこれからの改良待ちの部分もあるそうです。